酒井とし夫の街でみつけた商売繁盛のヒント

今すぐできる選りすぐりのアイデア 第60回

2016/03/01 :酒井とし夫の街でみつけた商売繁盛のヒント

ビジネス心理学講師/米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター/米国NLP心理学協会認定コーチ/ランチェスター経営認定講師 酒井とし夫 氏

こんにちは、酒井とし夫です。私は自分で商売をしながら経営戦略や戦術を学ぶにつれて、こんなことを思うようになりました。

「日常生活で何気なく見ているモノやコトの中にこそ、よく考えられた集客ノウハウや広告宣伝、販促、マーケティングのテクニックがぎっしり詰まっている」

スーパーに置かれている買い物かごの位置にはちゃんと理由があります。街の繁盛店の店頭ワゴンに並ぶ商品にはオーナーの意思と意図が現れています。店舗のレイアウトはその企業の膨大な調査と経験の集大成です。POP、値決め、色使いはその企業やお店の試行錯誤とテストマーケティングの結果です。毎日、目にするチラシ、DM、雑誌、TV、新聞、書籍、ホームページには読み手の興味と関心を引く効果的なコピー作成ノウハウが凝縮されています。

そんな日常生活の中で私が見つけた商売に役立つヒントやアイデア、ノウハウを毎月紹介します。是非、あなたのご商売や会社経営に応用するにはどうしたら良いのかを考えながらお読み下さい。

ひと言で客単価倍増

酒井さん1地元の中華料理屋に妻とラーメンを食べに行ったときのこと。

隣のテーブルに家族連れが座りました。おじいさん、おばあさん、お母さん、お父さん、そして小さなお子さんの5人。

注文を取りにきた女性スタッフにおじいさんがこう言いました。

「餃子をちょうだい」

すると女性スタッフがこう言いました。

「餃子はおひとつでよろしいですか?」

一瞬考えたおじいさんは家族を見まわして

「じゃあ2つもらおうかな」

と答えました。

私は隣の席で五目ラーメンを食べながらこの会話を聞くとはなしに聞いていたのですが、ふとあることを思い出しました。

そういえば、私も餃子を注文したのですが、確かそのときにも女性スタッフは「餃子はおひとつでよろしいですか?」

と聞いていたような気がしました。

しばらくすると男性2人組がお店に入ってきました。1人の男性が言いました。

「海老ラーメンとブラック焼きそば!それから餃子ね」

すると女性スタッフがやはりこう言ったのです。

「餃子はおひとつでよろしいですか?」

・・・おそらく、このひと言は完全にセールストークとしてルール化されているのです。

「餃子はおひとつでよろしいですか?」

たったこの一言を言うだけで単価が上がる確率がぐんと増えているのです。

もちろん、全員が2皿とか3皿オーダーするわけではないけれど、たった一言が売上アップ、客単価アップに貢献していることは間違いありません。

ちょっとした一言が大きな差を生みますね。 続きを表示…

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今すぐできる選りすぐりのアイデア 第59回

2016/02/01 :酒井とし夫の街でみつけた商売繁盛のヒント

ビジネス心理学講師/米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター/米国NLP心理学協会認定コーチ/ランチェスター経営認定講師 酒井とし夫 氏

こんにちは、酒井とし夫です。私は自分で商売をしながら経営戦略や戦術を学ぶにつれて、こんなことを思うようになりました。

「日常生活で何気なく見ているモノやコトの中にこそ、よく考えられた集客ノウハウや広告宣伝、販促、マーケティングのテクニックがぎっしり詰まっている」

スーパーに置かれている買い物かごの位置にはちゃんと理由があります。街の繁盛店の店頭ワゴンに並ぶ商品にはオーナーの意思と意図が現れています。店舗のレイアウトはその企業の膨大な調査と経験の集大成です。POP、値決め、色使いはその企業やお店の試行錯誤とテストマーケティングの結果です。毎日、目にするチラシ、DM、雑誌、TV、新聞、書籍、ホームページには読み手の興味と関心を引く効果的なコピー作成ノウハウが凝縮されています。

そんな日常生活の中で私が見つけた商売に役立つヒントやアイデア、ノウハウを毎月紹介します。是非、あなたのご商売や会社経営に応用するにはどうしたら良いのかを考えながらお読み下さい。

宝くじの売上を伸ばしたコピー

先日、宝くじ売り場の横を通ったとき、大勢の人が並んでいるのが見えました。昨年の年末ジャンボ宝くじは1等+前後賞合わせて10億円となり宝くじ史上最高賞金額だったそうです。

宝くじに当たる人の共通項は…「宝くじを買っている」ということだけなのだそうですが、平成28年を億万長者になって迎えた幸せな方もいるわけですね。今日は宝くじに関するお話をいくつかしましょう。

「あなたもきっと当選者になれる」

という宝くじ販売用のコピーの文言を少しだけ変えたら売上げが大幅に伸びたという話があります。

さて、どんなコピーに変えたと思いますか?それは
次のコピー。

「あなたはすでに当選者かもしれない」

このコピーに変えたら大幅に売上げ(宝くじ購入者)が増えたそうです。

(参照:『 相手を思いのままに「心理操作」できる』デヴィッド・リーバーマン著 三笠書房)

人は得や快を求めて、損や苦を避ける生き物ですが、得や快を求めるより損や苦を避ける方が行動エネルギーが大きくなります。

「幸せになりたいな」「あれが手に入るといいな」「健康でいたいな」と思う人は多いのですが、実際に今すぐに具体的に行動する人は少ないようです。一方、「損失がでる」「不幸になってしまう」「それを失う」「病気のリスクがある」という恐れのあるものはすぐに行動してその損や苦を避けようとします。

前述のコピーの「あなたもきっと当選者になれる」は幸せになれるかもしれない、という得や快を求めるもの。それに対して「あなたはすでに当選者かもしれない」の方は、自分が当選者かもしれないのにそのチャンスや権利をみすみす逃してしまう、という失うリスクが読み取れるから行動に至りやすいということです。

ということは、交渉時には「このシステムの導入で利益性が高まります」と伝えるよりも「御社は当然手に入れるべき利益を逃しているかもしれません」と説明をした方が損や苦を避ける行動のエネルギーにつながりやすくなるということになります。こんなちょっとした言葉の違いでも人の行動は変わります。 続きを表示…

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今すぐできる選りすぐりのアイデア 第58回

2016/01/04 :酒井とし夫の街でみつけた商売繁盛のヒント

ビジネス心理学講師/米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター/米国NLP心理学協会認定コーチ/ランチェスター経営認定講師 酒井とし夫 氏

こんにちは、酒井とし夫です。私は自分で商売をしながら経営戦略や戦術を学ぶにつれて、こんなことを思うようになりました。

「日常生活で何気なく見ているモノやコトの中にこそ、よく考えられた集客ノウハウや広告宣伝、販促、マーケティングのテクニックがぎっしり詰まっている」

スーパーに置かれている買い物かごの位置にはちゃんと理由があります。街の繁盛店の店頭ワゴンに並ぶ商品にはオーナーの意思と意図が現れています。店舗のレイアウトはその企業の膨大な調査と経験の集大成です。POP、値決め、色使いはその企業やお店の試行錯誤とテストマーケティングの結果です。毎日、目にするチラシ、DM、雑誌、TV、新聞、書籍、ホームページには読み手の興味と関心を引く効果的なコピー作成ノウハウが凝縮されています。

そんな日常生活の中で私が見つけた商売に役立つヒントやアイデア、ノウハウを毎月紹介します。是非、あなたのご商売や会社経営に応用するにはどうしたら良いのかを考えながらお読み下さい。

単価アップで商売繁盛 クロスセル

新年明けましておめでとうございます。今年も毎号あなたの仕事と人生に役立つ記事をお届けしますのでご愛読の程、よろしくお願い申し上げます。

さて、新年第1弾の記事として今日は縁起良く「お客様の単価アップ」の方法をいくつかお話ししましょう。先日、出張先の電車内でのこと。その車内にはワゴン販売の女性がいました。その女性は通路を何往復もして、熱心に仕事をしていました。

酒井さん1乗客とすれ違うときも

「あっ、すいませ~ん!」

と明るい声でペコッとお辞儀をします。にこやかでとても雰囲気の良い女性です。

私は温かいコーヒーが飲みたくなり

「ホットコーヒーをください」

と声をかけました。

するとその女性はニコッとしてこう言いました。

「はい、ありがとうございます!ホットコーヒーですね。少々お待ちください」

そして、彼女は熱々のコーヒーを入れて、そのカップを私のテーブルの上に置きました。

「熱いですのでお気をつけください」

そして、私が財布を開けようとしたまさにその瞬間に彼女は左手に持っていたタッパーケースをパカッと開けてこう言いました。

「お客様、一緒に出来立てのおいしいパウンドケーキはいかがですか?」

見ると確かに美味しそうだったので、私はパウンドケーキを一緒に買いました。

彼女はニコニコしながら「ありがとうございます!」と弾んだ声でお礼を言いました。

彼女の一言で私の客単価は2倍になったのです。

このように関連商品の購入を顧客に促すことを「クロスセル」といいます。車を買ったときに「カーナビはどうしますか?」と聞かれるのも、スーツを買ったときに「ワイシャツはどうしますか?」と聞かれるのもクロスセルです。これが最も簡単な単価アップの方法の1つのスキルになります。

さて、今年はあなたの商品にもう1品クロスセルできるものはないでしょうか? 続きを表示…

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今すぐできる選りすぐりのアイデア第57回

2015/12/01 :酒井とし夫の街でみつけた商売繁盛のヒント

ビジネス心理学講師/米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター/米国NLP心理学協会認定コーチ/ランチェスター経営認定講師 酒井とし夫 氏

こんにちは、酒井とし夫です。私は自分で商売をしながら経営戦略や戦術を学ぶにつれて、こんなことを思うようになりました。

「日常生活で何気なく見ているモノやコトの中にこそ、よく考えられた集客ノウハウや広告宣伝、販促、マーケティングのテクニックがぎっしり詰まっている」

スーパーに置かれている買い物かごの位置にはちゃんと理由があります。街の繁盛店の店頭ワゴンに並ぶ商品にはオーナーの意思と意図が現れています。店舗のレイアウトはその企業の膨大な調査と経験の集大成です。POP、値決め、色使いはその企業やお店の試行錯誤とテストマーケティングの結果です。毎日、目にするチラシ、DM、雑誌、TV、新聞、書籍、ホームページには読み手の興味と関心を引く効果的なコピー作成ノウハウが凝縮されています。

そんな日常生活の中で私が見つけた商売に役立つヒントやアイデア、ノウハウを毎月紹介します。是非、あなたのご商売や会社経営に応用するにはどうしたら良いのかを考えながらお読み下さい。

売り手と買い手の思い

「売り手と買い手の思っていることは一致しない」

これはある有名なコンサルタントに教えていただいた言葉です。

売り手はAが自社商品の特徴だと考えている。でも、お客様はBの特徴を気に入って買っている・・・ということは往々にしてあります。それを気づかずに売り手側がいつまでもAを中心にセールスを行っていても、何度も広告訴求を繰り返してもなかなか売れない。そして、

「おかしい!なぜこんなに良い商品なのに売れないのだ?」となるわけです。

実は私も講演を始めた当初、自分の特徴は「知識やスキルや論理性」だと思っていました。でも、何度か講演を行ううちに、「訴求ポイントがちょっと違うんじゃないだろうか」と感じ始めたのです。先のコンサルタントの言葉を借りるなら「もしかしたら私と参加者の思っていることは一致していないのではないか?」と思ったのです。

そんなとき、最も役に立ったのが感想文でした。下記は実際の感想文に書かれていたことです。

●「元気をもらいたい方にはこの方のセミナーはお勧めです。酒井さんのセミナーを受講すると、体中の血液が沸騰する感じで凄いパワーがでてきます」

●「2回目もあっという間の時間でした。より良い元気なパワーをありがとうございます!」

●「酒井さんのお話は聞き終えても『よし頑張るぞ!』と元気の出るセミナーであり、ぜひ他の仲間にもご紹介させていただきたいと思います」

●「先日のセミナーはとてもパワフルでご参加の皆様の熱気と先生の情熱の全力ライブに感動して新しい自分のあるべき状態もしっかり創る方法がわかりました。コツコツとパワフルにやっていきたいと考えています。ほんとうに嬉しく感激しています」

●「新潟にこんなパワーあふれるすごい人がいたのですネ。びっくりです!教えていただいたこと、1つでも実践してみます」

これらは、けっして自慢しているわけではありません。「売り手と買い手の思っていることは一致しない」という実例です。私が考えていた訴求ポイントと参加者が感じていることのズレが分かりますか? 続きを表示…

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今すぐできる選りすぐりのアイデア 第56回

2015/11/02 :酒井とし夫の街でみつけた商売繁盛のヒント

ビジネス心理学講師/米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター/米国NLP心理学協会認定コーチ/ランチェスター経営認定講師 酒井とし夫 氏

こんにちは、酒井とし夫です。私は自分で商売をしながら経営戦略や戦術を学ぶにつれて、こんなことを思うようになりました。

「日常生活で何気なく見ているモノやコトの中にこそ、よく考えられた集客ノウハウや広告宣伝、販促、マーケティングのテクニックがぎっしり詰まっている」

スーパーに置かれている買い物かごの位置にはちゃんと理由があります。街の繁盛店の店頭ワゴンに並ぶ商品にはオーナーの意思と意図が現れています。店舗のレイアウトはその企業の膨大な調査と経験の集大成です。POP、値決め、色使いはその企業やお店の試行錯誤とテストマーケティングの結果です。毎日、目にするチラシ、DM、雑誌、TV、新聞、書籍、ホームページには読み手の興味と関心を引く効果的なコピー作成ノウハウが凝縮されています。

そんな日常生活の中で私が見つけた商売に役立つヒントやアイデア、ノウハウを毎月紹介します。是非、あなたのご商売や会社経営に応用するにはどうしたら良いのかを考えながらお読み下さい。

ナポレオンの村

酒井さん19月20日に最終回となった日曜劇場「ナポレオンの村」(TBSテレビ)はご覧になっていましたか?消滅寸前の限界集落でスーパー公務員が奇跡の村おこしに関わるドラマでした。

あのドラマの原作は「ローマ法王に米を食べさせた男」ですね。著者は高野誠鮮さん。高野誠鮮さんは新潟経済社会リサーチセンター主催の「経営者セミナー」にも登壇されているので(平成26年12月5日)ご存知の方も多いと思います。

私は昨年の10月に石川県羽咋市の歴史民俗資料館で高野誠鮮さんから2時間にわたりマンツーマンでお話を伺う機会がありました。以前から高野さんの本を読んで感動していた私は質問したいことや教えていただきたいことがたくさんありました。

高野さんに会うなり私は次のような質問をしました。
「高野さんのエネルギーはどこから出てくるのですか?」

高野さんは即答でこう答えてくださいました。

「大義です。ベクトルが自分に向いていると上手くいかない。これは個人でも会社でも同じです。ベクトルが相手や周りの人に向いていて、利他の心で大義に基づいて行動することです」

私は質問を続けます。

「高野さんは理想を実現する過程で障害や問題にもぶつかっていますが、どうやって乗り越えているのですか?」

高野さんはまたもや即答。

「天佑(てんゆう)です。大義を持ち利他の心でことにあたり、それが周りの人のため地域のためになるのであれば、どんな問題や課題が出てきても必ず必要な人、モノ、情報、縁に出会います。それを天佑と言います」

それから2時間にわたりたくさんのお話を伺ったのですが、あの時間は私の人生にとって衝撃的な時間となりました。そのときに人生哲学のみならず人間の心理を考慮したブランディング戦略やPR、販売戦略、目標の実現法についても教えていただきましたので、今日は「羽咋で教えていただいた商売繁盛とビジネス成功のヒント」についていくつか書こうと思います。 続きを表示…

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今すぐできる選りすぐりのアイデア 第55回

2015/10/02 :酒井とし夫の街でみつけた商売繁盛のヒント

ビジネス心理学講師/米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター/米国NLP心理学協会認定コーチ/ランチェスター経営認定講師 酒井とし夫 氏

こんにちは、酒井とし夫です。私は自分で商売をしながら経営戦略や戦術を学ぶにつれて、こんなことを思うようになりました。

「日常生活で何気なく見ているモノやコトの中にこそ、よく考えられた集客ノウハウや広告宣伝、販促、マーケティングのテクニックがぎっしり詰まっている」

スーパーに置かれている買い物かごの位置にはちゃんと理由があります。街の繁盛店の店頭ワゴンに並ぶ商品にはオーナーの意思と意図が現れています。店舗のレイアウトはその企業の膨大な調査と経験の集大成です。POP、値決め、色使いはその企業やお店の試行錯誤とテストマーケティングの結果です。毎日、目にするチラシ、DM、雑誌、TV、新聞、書籍、ホームページには読み手の興味と関心を引く効果的なコピー作成ノウハウが凝縮されています。

そんな日常生活の中で私が見つけた商売に役立つヒントやアイデア、ノウハウを毎月紹介します。是非、あなたのご商売や会社経営に応用するにはどうしたら良いのかを考えながらお読み下さい。

行動の拠り所

売上を上げたい、集客したい、販促計画を立てたい、起業したい、講師になりたい、自信を持ちたい、アガリを治したいetc・・・いろいろな相談を受けます。そんなとき、相手にアドバイスをしていて一番困ることは何だと思いますか?

それは、あれこれとアドバイスをした後で次のような言葉を返されることです。

「いや、ウチには〇〇がないから」

〇〇の部分にはだいたい次の言葉が入ります。

時間、前例、実績、知名度、能力、お金、人材、企画力、営業力、気合etc・・・。

つまり、「酒井さんの言うことはとてもよく分かるのだけれど、ウチには〇〇がないから『できない』のです」ということ。

そう言われる度に私はモテない男性から相談を受けているような気になります。

「酒井さん、僕はぜんぜんモテないんです。どうしたらいいでしょうか?」

「では、まず服装を変えましょう」

「いや、こういうラフな格好が好きなんです・・・」

「では、相手の目を見て話しをする練習をしましょう」

「いや、内気なので目を見ることができないんです・・・」

「じゃあ、笑顔でコミュニケーションを取りましょう」

「いや、楽しくもないのに笑えないですよ・・・」

「じゃあ、習うより慣れろでこれから合コンに行きましょう」

「いや、これからちょっと予定が・・・」

「・・・(もう、勝手にしてください)」

人生を変えたい、組織から脱して独立したい、自分の能力を発揮して人の役に立ちたい、売上を上げたい、お店を開きたい、部下の能力を伸ばしたい、アガリを治したい、自信を持ちたい、女性にモテたい・・・そう口で言うのはカンタン。言うだけなら何万回でも言えますが、本当に本当に本当に本当に本当に本当にそうなりたいと心から思っているのなら、やるべきことはただ1つ。

それは“行動”。しかし、人はなかなか動かない。では、さくさくと行動するにはどうすればいいか?それは“信じる” こと。ブルーオーシャン、ランチェスター戦略、心理学、マーケティング、キャズム理論、コアコンピタンス、ビジョナリー、EQ、直感、指導員、コンサルタント、自分、相手、特定の思想であれ、なんでもよいけれど信じる拠り所があれば人は行動が容易になります。今日は信じて行動し続ける人のお話です。

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今すぐできる選りすぐりのアイデア 第54回

2015/09/01 :酒井とし夫の街でみつけた商売繁盛のヒント

ビジネス心理学講師/米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター/米国NLP心理学協会認定コーチ/ランチェスター経営認定講師 酒井とし夫 氏

こんにちは、酒井とし夫です。私は自分で商売をしながら経営戦略や戦術を学ぶにつれて、こんなことを思うようになりました。

「日常生活で何気なく見ているモノやコトの中にこそ、よく考えられた集客ノウハウや広告宣伝、販促、マーケティングのテクニックがぎっしり詰まっている」

スーパーに置かれている買い物かごの位置にはちゃんと理由があります。街の繁盛店の店頭ワゴンに並ぶ商品にはオーナーの意思と意図が現れています。店舗のレイアウトはその企業の膨大な調査と経験の集大成です。POP、値決め、色使いはその企業やお店の試行錯誤とテストマーケティングの結果です。毎日、目にするチラシ、DM、雑誌、TV、新聞、書籍、ホームページには読み手の興味と関心を引く効果的なコピー作成ノウハウが凝縮されています。

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空っぽの資格欄

先週、東北地方に講演に行ったときのこと。市内を散策していたら、駅の近くにショッピングモールを発見。さっそく館内に足を踏み入れ、1階の衣料品店、食品コーナーを周り、アイスクリームショップでダブルコーンを買い求め、それを食べながら店内をウロウロ。

お客様の洋服や靴、バッグ、髪形、メイク等を観察し、陳列されている商品の単価や、ディスプレイ、カラーリングをチェックしながら、スタッフの接客の様子を見て会話を聞く・・・。講演に行くとこんな感じでその土地を「身体で感じる」ようにします。

2階に上り、書店をのぞき、求人募集コーナーを見ます。

「ふむふむ、このお店とこのお店は求人募集をしている。きっと繁盛しているに違いない。じゃあ、そのお店を見に行こう」

そしてそのお店の概観を見て、店内に入り、何気なく品物を手にとってみます。

しばし、何故そのお店がアルバイトを急募するほど繁盛しているのかを自分なりに考えます。

気になった商品やPOP、ポスターがあればスマホで撮影。

酒井さん1「センター月報の読者様に紹介できるものがないかな?」

・・・ありました!今回もみつけました!それが写真のポスター。

カルチャー教室の入り口に張られていたポスターですが、コピーがいいですよね。

『資格欄が空っぽだと、中身まで空っぽだと思われかねない』

『資格欄に、普通自動車免許しかないと、普通の学生に見えてしまう』

・・・だから、資格を取っておきましょうね、という訴求方法です。

ターゲットはもちろん就活を控えた学生。ターゲットが明確で、ターゲットの悩みもよく理解しています。

「確かに、資格欄に自動車免許しか書けないと採用されないよな・・・」

と思わせることができます。

単に『就職活動のために資格を取りましょう!』なんていう表現方法よりよほど訴求力があります。

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今すぐできる選りすぐりのアイデア 第53回

2015/08/03 :酒井とし夫の街でみつけた商売繁盛のヒント

ビジネス心理学講師/米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター/米国NLP心理学協会認定コーチ/ランチェスター経営認定講師 酒井とし夫 氏

こんにちは、酒井とし夫です。私は自分で商売をしながら経営戦略や戦術を学ぶにつれて、こんなことを思うようになりました。

「日常生活で何気なく見ているモノやコトの中にこそ、よく考えられた集客ノウハウや広告宣伝、販促、マーケティングのテクニックがぎっしり詰まっている」

スーパーに置かれている買い物かごの位置にはちゃんと理由があります。街の繁盛店の店頭ワゴンに並ぶ商品にはオーナーの意思と意図が現れています。店舗のレイアウトはその企業の膨大な調査と経験の集大成です。POP、値決め、色使いはその企業やお店の試行錯誤とテストマーケティングの結果です。毎日、目にするチラシ、DM、雑誌、TV、新聞、書籍、ホームページには読み手の興味と関心を引く効果的なコピー作成ノウハウが凝縮されています。
そんな日常生活の中で私が見つけた商売に役立つヒントやアイデア、ノウハウを毎月紹介します。是非、あなたのご商売や会社経営に応用するにはどうしたら良いのかを考えながらお読み下さい。

強面の刑事パターン

先日、ファミリーレストランで食事をしていたときのこと。近くの席で営業マンらしき若い男性がクライアントと打ち合わせを行っていました。聞くとはなしに2人の会話を聞いていたのですが、どうやら見積もり交渉をしているようです。

しばらく2人で話し合っていたのですが、いきなりクライアントと思われる男性が大声で怒鳴りました。

『冗談じゃない!それは高すぎる。約束と違うじゃないか!!(怒)』

・・・その声を聴いて私は驚きました。ファミレス全体に響き渡るような大声だったので周りにいたお客さんもびっくりしていました。

営業マンの若い男性はその声で萎縮してしまったようで、それ以降は低姿勢になっていました。詳細は分かりませんでしたが、その様子から推察するに若い営業マンは大幅なディスカウントをさせられることになったようです。

このように会議や交渉時に「大声で怒鳴る」人っていますよね。そして、その後、自分の要求を通していく。実はこれは心理学では「テンション・リダクション」と呼ばれる交渉のテクニック。

会議や交渉の席でわざと大きな声で怒鳴ったり、机をドン!と叩いたりして最初に相手に緊張感を与えます。その後に怒りが収まったように見せかけて、相手の気持ちがホッと緩んだ瞬間に、譲歩を迫るテクニックです。

よく刑事モノのドラマでもありますよね。強面の刑事さんが犯人を怒鳴りつけて、その後で、優しい刑事さんが登場して、思わず犯人が自白する・・・というパターン。

あれが「テンション・リダクション」です。

商売やビジネスをしているとこのように「冗談じゃない!」と相手が大声を出すような場面に遭遇することもありますが、そんなときには「おっ!でたな!強面の刑事パターン」と気が付くと、気持ちが楽になり交渉が相手のペースにならずにすみます。

そして、「声」というのは交渉、セールス、接客においてとても大きな影響力を持っています。今日はビジネスにおける声のお話をしましょう。 続きを表示…

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