11月2015

2015経営者セミナー「経営とは『継 栄』継続して栄えなければ意味がない」

2015/11/24 :過去の講演会

開催日

平成27年11月20日(金)

講 師

カレーハウスCoCo壱番屋 創業者

宗次 德二(むねつぐ・とくじ) 氏

 

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新潟の産業活性化に向けた産学官連携の強化について

2015/11/02 :自主調査(調査報告)

─新潟商工会議所基礎調査報告書より─

はじめに

本稿は、平成26年度に新潟商工会議所が「新潟の産業活性化に向けた産学官連携の強化に関する提言」を策定するにあたり、当センターが実施した基礎調査に加除・修正を加えてまとめたものである。

産学官連携とは、産業界「産」と大学・短大・高等工業専門学校等「学」と公設試験研究機関や公的産業支援機関等「官」とが連携して、企業や地域の課題解決に取り組むことである。本稿では、特に産学官連携を推進している大学や公的支援機関等の現状と連携の課題について着目した。

1. 新潟県における産学官連携の現状

(1)大学等における産学官連携の現状

調査1.2国立大学等は、2004年4月に成立した「国立大学法人法等関係6法」に基づいて法人化した。法人化後、各国立大学法人等は、各校の個性・特色を反映しつつ柔軟な産学官連携・知的財産の取り扱いのルールを定め、産学官連携に取り組んでいる。

①大学等における産学官連携の現状

全国の大学等における産学官連携の取り組み状況を示す民間企業との共同研究の件数は、増加傾向にある。また、研究費の受入額はリーマン・ショック後に減少したが、その後は増加を続けている(図表1)。

一方、受託研究の件数は概ね横ばいで推移している。また研究費受入額は、減少傾向で推移していたが、2011年を底に企業の研究投資意欲が持ち直し、2年連続で増加している(図表2)。

②県内大学等における共同研究の状況

調査32013年度の県内の大学等における共同研究の実績は、新潟大学、長岡技術科学大学(以下 長岡技科大)の2校が、件数で県内大学等の約9割、受入額では約8割を占めている(図表3)。

全国の大学等と比較すると、新潟県上位2校は、地方大学のなかでは件数で岩手大学を下回っており、2校の合計(290件、394百万円)でみても、同規模の教員が勤務する信州大学には件数・金額ともに及ばなかった。

 

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先人たちに思いを馳せる

2015/11/02 :感頭言

東北電力株式会社 新潟支店 上席執行役員 新潟支店長 武田 眞二

発明王トーマス・エジソンが世界最初の電灯会社を米国ニューヨークに設立したのが今から135年前の1880年(明治13年)で、電気の供給を開始したのは2年後の1882年です。わが国では、1887年(明治20年)に、東京電燈株式会社が最初に電気事業における電気の供給を開始いたしました。意外と思われるかもしれませんが、わが国における電気事業の創設は世界的にみても極めて早期であり殆ど時を同じくしています。

一方、新潟では、今から117年前の1898年(明治31年)に、新潟電燈株式会社が新潟市白山浦に165キロワットの火力発電所を建設し、県下で最初の電気の供給を開始しました。当時市内の点灯数は632灯で、今からみればごくごく小さな規模ですが、市民の驚きと喜びは想像を絶するほど大きかったようです。ランプの時代から電気文明の時代への幕開けとなりました。 続きを表示…

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グラフでみる県内経済2015年11月(九月の新潟県経済)

2015/11/02 :グラフで見る県内経済

概況:横ばいで推移している県内経済。設備投資は持ち直しの動きが続く

生産活動:概ね横ばいで推移している

グラフでみる県内経済7月の鉱工業生産指数(季節調整値)は、前月比0.9%上昇して102.2となった。出荷指数は、同0.6%低下して103.4となった。在庫指数は、前月比横ばいの134.2となった。

食料品は米菓や水産練り製品などの生産で好調を維持している。

はん用・生産用・業務用機械は、工作機械を中心に堅調に推移している。

輸送機械は国内の自動車販売が減少している影響などから、弱含んでいる。

電子部品・デバイスは、一部に明るさがみられるものの、依然として低水準で推移している。

 

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八海醸造株式会社(八海山グループ)

2015/11/02 :探訪

「終わりのない会社」をめざして、常に変化し続ける蔵元  八海醸造株式会社(八海山グループ)

「メーカーには品質を保つ責任があると同時に、市場が求めるものを供給する責任がある」として製販分離を徹底し、増産体制と販売強化に取り組んできた八海醸造株式会社。

さらに、来訪者が郷愁とやすらぎを覚えるような「魚沼の里」事業に取り組むまでのお話を南雲社長にお聞きしました。

[団体概要]探訪
代表者 社長 南雲 二郎
所在地 南魚沼市
創業 1922年
社員数 147名(グループ全体)
資本金 1,000万円(八海醸造株式会社)
1,000万円(株式会社八海山)
事業内容 清酒製造、清酒並びに酒類の卸、
ビール醸造、魚沼地域の産物・加工品販売
URL http://www.hakkaisan.co.jp/

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今すぐできる選りすぐりのアイデア 第56回

2015/11/02 :酒井とし夫の街でみつけた商売繁盛のヒント

ビジネス心理学講師/米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター/米国NLP心理学協会認定コーチ/ランチェスター経営認定講師 酒井とし夫 氏

こんにちは、酒井とし夫です。私は自分で商売をしながら経営戦略や戦術を学ぶにつれて、こんなことを思うようになりました。

「日常生活で何気なく見ているモノやコトの中にこそ、よく考えられた集客ノウハウや広告宣伝、販促、マーケティングのテクニックがぎっしり詰まっている」

スーパーに置かれている買い物かごの位置にはちゃんと理由があります。街の繁盛店の店頭ワゴンに並ぶ商品にはオーナーの意思と意図が現れています。店舗のレイアウトはその企業の膨大な調査と経験の集大成です。POP、値決め、色使いはその企業やお店の試行錯誤とテストマーケティングの結果です。毎日、目にするチラシ、DM、雑誌、TV、新聞、書籍、ホームページには読み手の興味と関心を引く効果的なコピー作成ノウハウが凝縮されています。

そんな日常生活の中で私が見つけた商売に役立つヒントやアイデア、ノウハウを毎月紹介します。是非、あなたのご商売や会社経営に応用するにはどうしたら良いのかを考えながらお読み下さい。

ナポレオンの村

酒井さん19月20日に最終回となった日曜劇場「ナポレオンの村」(TBSテレビ)はご覧になっていましたか?消滅寸前の限界集落でスーパー公務員が奇跡の村おこしに関わるドラマでした。

あのドラマの原作は「ローマ法王に米を食べさせた男」ですね。著者は高野誠鮮さん。高野誠鮮さんは新潟経済社会リサーチセンター主催の「経営者セミナー」にも登壇されているので(平成26年12月5日)ご存知の方も多いと思います。

私は昨年の10月に石川県羽咋市の歴史民俗資料館で高野誠鮮さんから2時間にわたりマンツーマンでお話を伺う機会がありました。以前から高野さんの本を読んで感動していた私は質問したいことや教えていただきたいことがたくさんありました。

高野さんに会うなり私は次のような質問をしました。
「高野さんのエネルギーはどこから出てくるのですか?」

高野さんは即答でこう答えてくださいました。

「大義です。ベクトルが自分に向いていると上手くいかない。これは個人でも会社でも同じです。ベクトルが相手や周りの人に向いていて、利他の心で大義に基づいて行動することです」

私は質問を続けます。

「高野さんは理想を実現する過程で障害や問題にもぶつかっていますが、どうやって乗り越えているのですか?」

高野さんはまたもや即答。

「天佑(てんゆう)です。大義を持ち利他の心でことにあたり、それが周りの人のため地域のためになるのであれば、どんな問題や課題が出てきても必ず必要な人、モノ、情報、縁に出会います。それを天佑と言います」

それから2時間にわたりたくさんのお話を伺ったのですが、あの時間は私の人生にとって衝撃的な時間となりました。そのときに人生哲学のみならず人間の心理を考慮したブランディング戦略やPR、販売戦略、目標の実現法についても教えていただきましたので、今日は「羽咋で教えていただいた商売繁盛とビジネス成功のヒント」についていくつか書こうと思います。 続きを表示…

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商圏拡大をめざす発想と地域戦略

2015/11/02 :地域観光事業のススメ方

株式会社 井門観光研究所 代表取締役  井門 隆夫(いかど たかお)氏

─DMOの“M”でわかる地域の性格─

1. 商圏拡大で一気に進むまちづくり

訪日外国人数が昨年度の1.5倍で推移し、年間では1,800万人と大幅な増加を期待できる今年。東京、京都、大阪ではホテルが不足し、草津、箱根、有馬といった有名温泉地でも外国人客が目立つようになってきた。そうしたなか、そのひとつである有馬温泉の若手旅館経営者たちに今後の経営やまちづくりの方針を聞いた。

彼らが目指す方向性は「日本が経済成長した親父たちの世代とは正反対のまちづくり」だという。これまでは「国内客を取り合い、温泉地内ではそれぞれの旅館が競合していく一方で、近隣で競合する観光地を仮想敵としてまとまってきた」がその時代は終わった。商圏が海外まで広がる今後は、インバウンド(外国人)専門旅館にしたり、国内専門にしたり、素泊まり化を図ったり、温泉地内の旅館がそれぞれ個性化・差別化を目指すという。周辺の温泉地も同じようになれば、自ずと観光客は広域移動していくはずだ。地域としても、旅館組合がそう考えることで、飲食店が増えたり、海外高級ブランドホテルが参入してきたりして活性化し、ブランド化するにつれて消費単価も向上するだろうと話していた。

飲食店の消費は旅館内に囲い込み、外資の新規参入には真っ向から反対してきたこれまでとはまさに逆。オープンなマーケティング発想で、しっかりと将来を見据えていたのが印象的だった。

有馬温泉では、現在、まちの収益事業を推進するDMC(Destination Management Company)として、まちづくり会社の設立を計画中だ。出資者は地域の複数の事業者や組織。「有馬もうひと旅社」という着地型旅行会社も準備され、すでに若手旅館経営者2名が旅館組合での夜間勉強会を経て旅行業務取扱管理者試験に合格している。その他にも、廃業保養所を公設民営の素泊まり旅館化したり、朝食専門レストランを作ったりと事業構想が広がっている。

有馬温泉では、今夏、温泉の周回道路整備が終わり、まちなかを通過するマイカーが減少。まち歩きのできる温泉街へ向けた第一歩が始まった。まちなかを走るのはトライクという日本製の小型電気自動車。旅館が宿泊客に足として貸し出す実験中だ。親父の世代が準備してきたことをベースに、次の世代がしっかりとしたマーケティングを行う姿を垣間見ることができた。 続きを表示…

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新潟ビジネス最前線 ⑪ 工作機械製造業

2015/11/02 :新潟ビジネス最前線

1.業界の現状

◎モノづくりの現場で活躍する工作機械

工作機械は、私たちの身の回りに存在するあらゆる製品を作り出すために必要不可欠な機械である。自動車、航空機、スマートフォンなどの電子機器や建設機械といった様々な機械や部品を加工する工作機械は「機械を作る機械」いわゆる「マザーマシン(母なる機械)」とも呼ばれている。精密で複雑な機械や部品を正確かつ効率的に作ることができる工作機械は、モノづくりの現場で必要不可欠な存在となっている。

◎工作機械の種類と主な加工方法

最前線1総務省の「日本標準商品分類」によると、工作機械は「旋盤」「ボール盤」「中ぐり盤」「フライス盤」「研削盤及び仕上げ機械」「歯切り盤及び歯車仕上げ機械」「マシニングセンタ、モジュラユニット及び専用機」「特殊加工機械」「その他の金属工作機械」の9種類に分類されている。

また、日本工業規格(JIS)によると、工作機械は「主として金属の工作物を、切削、研削などによって、または電気、その他のエネルギーを利用して不要な部分を取り除き、所要の形状に作り上げる機械」と定義されている。

なお、その加工方法は「切削加工」「研削加工」「特殊加工」の3つに大別される(図表1)。

◎2014年の受注額は過去2番目の高水準

工作機械メーカーの業界団体である日本工作機械工業会(以下、日工会)によると、2014年の工作機械受注額は、前年比35.1%増の1兆5,094億円となり、3年ぶりに増加に転じた。(図表2)。4年連続で1兆円を超えるとともに史上最高額を記録した07年(1兆5,900億円)以来、7年ぶりに1兆5,000億円を超えて、過去2番目の受注額を記録した。

背景には、企業収益の改善から生産設備の更新需要が一段と高まったほか、設備投資を後押しする「ものづくり補助金」や投資減税などの各種政策効果があったものと思われる。さらに、アジアでスマートフォン向けの特需があったほか、北米で自動車や航空機分野の需要が旺盛であったことから、年間を通して高水準の受注が続いた。

◎15年の受注見通しは2年連続の高水準

最前線2日工会は15年の受注見通しを1兆5,500億円(月平均:約1,292億円)としている(図表2)。2年連続の高水準ながら、8月(速報値)までの受注額累計は約1兆500億円(月平均:約1,300億円)となっており、ほぼ見通し通りに推移している。

ただし、足元8月単月の受注額(速報値)は前年比16.5%減となり、23カ月ぶりに前年を下回った。中国経済の減速懸念などから、先行きの受注見通しには急速に不透明感が生じている。

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