酒井とし夫の街でみつけた商売繁盛のヒント

今すぐできる選りすぐりのアイデア 第52回

2015/07/01 :酒井とし夫の街でみつけた商売繁盛のヒント

ビジネス心理学講師/米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター/米国NLP心理学協会認定コーチ/ランチェスター経営認定講師 酒井とし夫 氏

こんにちは、酒井とし夫です。私は自分で商売をしながら経営戦略や戦術を学ぶにつれて、こんなことを思うようになりました。

「日常生活で何気なく見ているモノやコトの中にこそ、よく考えられた集客ノウハウや広告宣伝、販促、マーケティングのテクニックがぎっしり詰まっている」

スーパーに置かれている買い物かごの位置にはちゃんと理由があります。街の繁盛店の店頭ワゴンに並ぶ商品にはオーナーの意思と意図が現れています。店舗のレイアウトはその企業の膨大な調査と経験の集大成です。POP、値決め、色使いはその企業やお店の試行錯誤とテストマーケティングの結果です。毎日、目にするチラシ、DM、雑誌、TV、新聞、書籍、ホームページには読み手の興味と関心を引く効果的なコピー作成ノウハウが凝縮されています。

そんな日常生活の中で私が見つけた商売に役立つヒントやアイデア、ノウハウを毎月紹介します。是非、あなたのご商売や会社経営に応用するにはどうしたら良いのかを考えながらお読み下さい。

ひらめきとアイデア

ひとりの記者が発明王エジソンにインタービューをしたときのこと、

「エジソン先生!天才とは何でしょう?」

エジソン先生答えて曰く、

「天才とは1%のひらめきと99%の汗じゃよ」

この記者はエジソン先生の言葉を聞き、

「そうか!天才といえども99%の努力をすることが大切なんだな。なるほど」

と、努力の美徳を強調するニュアンスで記事を書き、それを世間に発表してしまいました。しかし、後年エジソンの語ったところによると本人の真意は

「1%のひらめきがなければ99%の努力は無駄である」

ということだったという説があります。

商売やビジネスでは目的、戦略、そして努力はもちろん大切なのですが、やはりアイデアやひらめきも大切ですよね。そのひらめきが後々の数百万、数千万円、あるいは億単位のビジネスの種になることもあります。

しかし、残念ながらアイデアやひらめきはパッ!と浮かんで、サッ!と消えてしまいます。だから、人一倍記憶力の悪い私などはメモを取ることがとても大切。そのため仕事場や家の居間、風呂場、トイレ、玄関、車の中等、あちこちにメモ用紙をぶら下げてあります。鞄にはメモ帳。街中でアイデアがひらめいたときにメモする紙が無いときにはスマートフォンのメモ帳機能で入力して保存します。

心理学者ヘルマン・エビングハウスの忘却曲線理論によれば、人間は20分経つと聞いたこと、見たこと、気づいたことの42%を忘れる生き物。「大丈夫!きっと覚えているさ」と思ったとしても大半の人は1日後には74%を忘れてしまうのです。

(ということはお客様と打ち合わせをしても、相手は20分後にはあなたの伝えたことの約半分を忘れ、1日後には8割近くを忘れてしまう可能性が高い・・・。だから、打ち合わせやプレゼンテーションでは最初の20分の間に伝えたいことを何度も繰り返すことや、翌日に再度メールや電話で要点を伝え直すといった工夫が必要です)

では、今月も私のスマホに保存されたメモと写真をもとに「街でみつけた商売繁盛のヒント」をいくつかご紹介しましょう。

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今すぐできる選りすぐりのアイデア 第51回

2015/06/01 :酒井とし夫の街でみつけた商売繁盛のヒント

ビジネス心理学講師/米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター/米国NLP心理学協会認定コーチ/ランチェスター経営認定講師 酒井とし夫 氏

こんにちは、酒井とし夫です。私は自分で商売をしながら経営戦略や戦術を学ぶにつれて、こんなことを思うようになりました。

「日常生活で何気なく見ているモノやコトの中にこそ、よく考えられた集客ノウハウや広告宣伝、販促、マーケティングのテクニックがぎっしり詰まっている」

スーパーに置かれている買い物かごの位置にはちゃんと理由があります。街の繁盛店の店頭ワゴンに並ぶ商品にはオーナーの意思と意図が現れています。店舗のレイアウトはその企業の膨大な調査と経験の集大成です。POP、値決め、色使いはその企業やお店の試行錯誤とテストマーケティングの結果です。毎日、目にするチラシ、DM、雑誌、TV、新聞、書籍、ホームページには読み手の興味と関心を引く効果的なコピー作成ノウハウが凝縮されています。

そんな日常生活の中で私が見つけた商売に役立つヒントやアイデア、ノウハウを毎月紹介します。是非、あなたのご商売や会社経営に応用するにはどうしたら良いのかを考えながらお読み下さい。

商売に活かすアンカー

映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」や「キャピタリズム~マネーは踊る~」でも有名な映画監督マイケル・ムーア氏が次のように言っています。

『どんな馬鹿げた考えでも、行動を起こさないと世界は変わらない。』

そこで今日はもしかしたらあなたが

『そんな馬鹿な!?』

と言うかもしれない商売とビジネスに役立つあれこれを紹介しましょう。

ところで今年も気が付くともう5月ですね。6月が目の前です。本当に月日の過ぎるのは早いものです。ちなみにマイケル・ムーア監督の本は日本でも6冊ほど出版されています。さて、ここであなたに問題です。実は私は大の映画好きです。今年、私はこの5月までに何本の映画を映画館で観たと思いますか?頭に浮かんだ数字を答えてください。

・・・さて、いかがでしょうか?おそらく「4本~6本」程度と答えた方が多いのではないでしょうか。冒頭から私は「もう5月ですね。6月が目の前です」「日本でも6冊ほど出版されています」「私はこの5月までに」と何度か5と6という数字を意図的にあなたの頭にインプットしました。だから、あなたは5や6という数字を前提にして、無意識に私の質問の回答を探し始めます。これを「アンカー」といいます。

「本当!?そんなのたまたまの偶然だよ」と言う人がいるかもしれません。しかし、心理学の実験では人は偶然与えられた「意味のない数字」によって思考が影響を受けることが証明されています。例えば、下記の値札を見てください。

酒井さん1あなたはこの高級フルーツの盛り合わせが高いと思いますか?安いと思いますか?

それでは下記の値札ではどうでしょう。

下の値札の方が割安感を感じるはずです。「10,000円」という最初に与えられた数字によって、右側の「7,000円」という数字が割安に感じられます。人は「与えられた意味のない数字」によって思考を左右されるのです。さて、この人間心理はあなた酒井さん2の会社やお店で応用できないでしょうか?そういえば先日会った営業マンはこう言っていました。「このサービスは通常は100万円ですが・・・」これもアンカーです。 続きを表示…

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今すぐできる選りすぐりのアイデア 第50回

2015/05/01 :酒井とし夫の街でみつけた商売繁盛のヒント

ビジネス心理学講師/米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター/米国NLP心理学協会認定コーチ/ランチェスター経営認定講師 酒井とし夫 氏

こんにちは、酒井とし夫です。私は自分で商売をしながら経営戦略や戦術を学ぶにつれて、こんなことを思うようになりました。

「日常生活で何気なく見ているモノやコトの中にこそ、よく考えられた集客ノウハウや広告宣伝、販促、マーケティングのテクニックがぎっしり詰まっている」

スーパーに置かれている買い物かごの位置にはちゃんと理由があります。街の繁盛店の店頭ワゴンに並ぶ商品にはオーナーの意思と意図が現れています。店舗のレイアウトはその企業の膨大な調査と経験の集大成です。POP、値決め、色使いはその企業やお店の試行錯誤とテストマーケティングの結果です。毎日、目にするチラシ、DM、雑誌、TV、新聞、書籍、ホームページには読み手の興味と関心を引く効果的なコピー作成ノウハウが凝縮されています。

そんな日常生活の中で私が見つけた商売に役立つヒントやアイデア、ノウハウを毎月紹介します。是非、あなたのご商売や会社経営に応用するにはどうしたら良いのかを考えながらお読み下さい。

商品の価値を高める権威効果

ショッピングセンターに行くと一年中ランドセルを見かけます。調べてみると2012年頃迄はランドセルの売上のピークは11月と1月だったようですが、ここ数年は新入学のランドセルを、早め早めに準備する親が増えているそうです。しかも14年は8月に買う人が急増し、デザインによっては売り切れも出ていたとのこと。

私には子供も孫もいませんので陳列されたカラフルなランドセルを見てもどこがどう違うのかよく分かりません。また、価格もなぜこれほど高いのか不思議です・・・が、しかし、店内に陳列されていたあるランドセルを見た瞬間に

「コレは高くても納得できる!」

酒井さん1というランドセルを見つけました。それが1枚目の写真。

『皇室御用達!!』

と書かれているのが見えますか。しかも、その上には

『あの愛子様も・・・』

と書かれています。

写真の下の方に見えるランドセルはテレビCMで有名なものですが、価格はそれよりさらにさらにさらに高価。もし、この『皇室御用達!!』というコピーが無かったら私には普通の黒のランドセルにしか見えませんが、皇室という権威が商品価値を高めているわけです。

ということは!あなたの商品やサービスも権威によってさらに商品価値を高めることができる可能性があります。これを心理学では【権威効果】といいます。もちろん『皇室御用達!!』というコピーが使える商品やサービスはなかなか無いと思いますが、あなたの周りに居る権威や影響力のある人物をコピーで使うと、あなたの広告でも同様の効果を得ることができます。たとえば下記の(A)(B)はどちらの方が訴求力があるでしょうか?

(A)『中古車選びのコツ』
(B)『ベテランカーディーラーが明かす!中古車選びのコツ』
(A)『新春 リフォームセミナー』
(B)『ベテラン大工も絶賛のリフォームセミナー』

どちらもあなたの会社やお店で簡単に応用できますよね。このように皇室でなくてもコピー内で権威ある人物をイメージさせることができれば商品価値を高めることができます。そして、他にも権威を活用する方法があります。 続きを表示…

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今すぐできる選りすぐりのアイデア 第49回

2015/04/01 :酒井とし夫の街でみつけた商売繁盛のヒント

ビジネス心理学講師/米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター/米国NLP心理学協会認定コーチ/ランチェスター経営認定講師 酒井とし夫 氏

こんにちは、酒井とし夫です。私は自分で商売をしながら経営戦略や戦術を学ぶにつれて、こんなことを思うようになりました。

「日常生活で何気なく見ているモノやコトの中にこそ、よく考えられた集客ノウハウや広告宣伝、販促、マーケティングのテクニックがぎっしり詰まっている」

スーパーに置かれている買い物かごの位置にはちゃんと理由があります。街の繁盛店の店頭ワゴンに並ぶ商品にはオーナーの意思と意図が現れています。店舗のレイアウトはその企業の膨大な調査と経験の集大成です。POP、値決め、色使いはその企業やお店の試行錯誤とテストマーケティングの結果です。毎日、目にするチラシ、DM、雑誌、TV、新聞、書籍、ホームページには読み手の興味と関心を引く効果的なコピー作成ノウハウが凝縮されています。

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人生最大の悩み

先日

『酒井さんは人前で話す時に緊張しないのですか?』

と聞かれました。そして

『私はアガリ症で人前で話すのが苦手なのです。どうしたら良いでしょう?』

との質問を受けました。

実は、私も30代後半までの人生の最大の悩みは次のことでした。

『人前で話すことができない』

以前の私は極度のあがり症だったのです。人前に立つと足はガクガク、指先は震え、口はカラカラ、声はうわずり、顔は真っ赤、頭は真っ白になり、話す口調はしどろもどろ・・・。そんな私が今は多いときで500人以上の方を前にして話をしていますが、全くアガリません。

酒井さん1調査結果によるとグラフのように日本人の約8割が「緊張しやすい」と回答しています(アサヒビールホールディングス青山ハッピー研究所 第280回アンケートサイト」より)。

また、とても陽気で自己主張が強そうなイメージのある米国人に次の質問を行ったアンケート調査があります。

「人生の最大の恐怖は何ですか?」

このアンケートの第一位は何だと思いますか。それは・・・。

意外に思うかもしれませんが、「人前で話すこと」だそうです。

洋の東西を問わず人前で話すことを苦手としている人は多いものです。もしかするとこの記事をお読みの方のなかにも人前で話すことを苦手としている人がいらっしゃるかもしれませんね。朝礼が苦手、プレゼンテーションが苦手、説明会での発表が苦手な方もいらっしゃるかもしれません。でも、これからの時代は日本のビジネスマンも企画や商品をPRするために大勢の前で堂々と話す能力が必要になります。

そこで、今日は人前でオドオドしていたアガリ症だった以前の私と、数百人の前でも堂々と話すようになった今の私との違いを生んだいくつかのコツについてお話をしようと思います。 続きを表示…

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今すぐできる選りすぐりのアイデア 第48回

2015/03/01 :酒井とし夫の街でみつけた商売繁盛のヒント

ビジネス心理学講師/米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター/米国NLP心理学協会認定コーチ/ランチェスター経営認定講師 酒井とし夫 氏

こんにちは、酒井とし夫です。私は自分で商売をしながら経営戦略や戦術を学ぶにつれて、こんなことを思うようになりました。

「日常生活で何気なく見ているモノやコトの中にこそ、よく考えられた集客ノウハウや広告宣伝、販促、マーケティングのテクニックがぎっしり詰まっている」

スーパーに置かれている買い物かごの位置にはちゃんと理由があります。街の繁盛店の店頭ワゴンに並ぶ商品にはオーナーの意思と意図が現れています。店舗のレイアウトはその企業の膨大な調査と経験の集大成です。POP、値決め、色使いはその企業やお店の試行錯誤とテストマーケティングの結果です。毎日、目にするチラシ、DM、雑誌、TV、新聞、書籍、ホームページには読み手の興味と関心を引く効果的なコピー作成ノウハウが凝縮されています。

そんな日常生活の中で私が見つけた商売に役立つヒントやアイデア、ノウハウを毎月紹介します。是非、あなたのご商売や会社経営に応用するにはどうしたら良いのかを考えながらお読み下さい。

視覚化

酒井さん1先日、母を連れて病院へ行った時のこと。診察室で赤い瓶と青い瓶を見つけました。(写真)

「おっ!何だろう??」

と思い近づいてみるとそこにはこう書かれていました。

「高血圧の主な原因」

そして、そのコピーの下に赤い瓶と青い瓶が備えつけられていたのです。

「成人の1日あたりの塩分平均摂取量は11グラム(赤い瓶)です。でも、1日に摂取してもよい塩分の量は6グラム程度(青い瓶)なんですよ。減塩を心掛けましょう」

というわけです。目で見える形になっているので塩分の量が分かりやすいですね。

もし、これがポスターで

「高血圧の主な原因は塩分の取りすぎです。日本人は平均して11グラムを摂取しています。1日の摂取目安は6グラムです。減塩を心掛けましょう」

という文字だけが書かれていたらあまりピンと来ません。

「言葉の視覚化」で訴求効果を高めているわけです。

病院内に掲出されているポスターやチラシには「言葉の視覚化」で訴求効果を高めているものが多いようです。

例えば喫煙による肺がんのリスクを訴えるポスターには

「喫煙は肺がんのリスクを高めます」 と書かれているだけでなく、コピーと一緒に長年の喫煙で真っ黒になった肺の写真が写っています。

単に言葉だけより訴求効果があります。

褥瘡(じょくそう)についてのパンフレットにも

「要介護者の床ずれに注意してください。体位変換は2時間おきに行いましょう」

と書かれているだけでなく、実際に褥瘡が原因で皮膚が壊死した患者さんの身体写真も掲出されています。これも視覚化によって説得力が増しています。 続きを表示…

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今すぐできる選りすぐりのアイデア 第47回

2015/02/02 :酒井とし夫の街でみつけた商売繁盛のヒント

ビジネス心理学講師/米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター/米国NLP心理学協会認定コーチ/ランチェスター経営認定講師 酒井とし夫 氏

こんにちは、酒井とし夫です。私は自分で商売をしながら経営戦略や戦術を学ぶにつれて、こんなことを思うようになりました。

「日常生活で何気なく見ているモノやコトの中にこそ、よく考えられた集客ノウハウや広告宣伝、販促、マーケティングのテクニックがぎっしり詰まっている」

スーパーに置かれている買い物かごの位置にはちゃんと理由があります。街の繁盛店の店頭ワゴンに並ぶ商品にはオーナーの意思と意図が現れています。店舗のレイアウトはその企業の膨大な調査と経験の集大成です。POP、値決め、色使いはその企業やお店の試行錯誤とテストマーケティングの結果です。毎日、目にするチラシ、DM、雑誌、TV、新聞、書籍、ホームページには読み手の興味と関心を引く効果的なコピー作成ノウハウが凝縮されています。

そんな日常生活の中で私が見つけた商売に役立つヒントやアイデア、ノウハウを毎月紹介します。是非、あなたのご商売や会社経営に応用するにはどうしたら良いのかを考えながらお読み下さい。

三者が喜ぶ販促企画

酒井さん1先日読んだ本にこんなことが書かれていました。

「『イオン水無料サービス』スーパーに行くとよくこのようなサービスが行われています。初めに専用のボトルを購入すれば、その後はいつでも何回でもイオン水がタダでもらえるサービスです。ミネラルウォーターは買えば2リットルで200円くらいします。お水は毎日使うものですから、それが毎回タダでもらえるなら、お客様にとっては嬉しいサービスですね」

(「お金をかけずに売上を上げる販促ネタ77」眞喜屋実行著 ぱる出版)

そういえば、私の街のスーパーにも写真のような水のベンディングマシーンが設置してあります。500円で専用の給水タンクを買えば、その後は何度このマシーンを利用して給水してもタダ。無料。うれしいですよね。実は私もあまり水道水を飲まないので、このイオン水無料サービス用の給水タンクをいくつか買いました。

酒井さん2初めてこのイオン水の無料サービスを目にした時には

「ありがたい。ありがたい。しかし、何でだろう??なぜタダで水をあげてしまうのだ?お店にとってはまるっきり赤字ではないだろうか??何でだろう???」と不思議に思っていました。

でも、よく考えるとこれはお客様の来店頻度を高める良い【仕組み】ですよね。専用の給水タンクはそれほど大きなものではありませんから、おそらく水は1、2日程度で使い切ってしまいます。だから、そのタンクを持参して来店する回数が増えて、それが「定期的」になる可能性があります。お客様も喜び、お店も喜び、ベンダー会社も喜びます。三者が喜ぶわけです。

販促コストを考えても比較的費用対効果が良く、お客様の満足度を高めながらも再来店を促進できる販促活動と言えるのかもしれません。

ところで、この再来店を促す【仕組み】はどんな業種でも応用できます。さて、あなたならどう応用するでしょうか?ポイントはあなたの会社やお店と、お客様と、他にもう1人喜ぶ人を見つけることです。

三者が皆で喜ぶような仕組みを考えると来店頻度が増えるのです。 続きを表示…

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今すぐできる選りすぐりのアイデア 第46回

2015/01/05 :酒井とし夫の街でみつけた商売繁盛のヒント

ビジネス心理学講師/米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター/米国NLP心理学協会認定コーチ/ランチェスター経営認定講師 酒井とし夫 氏

新年、明けましておめでとうございます。

本年もあなたのお仕事やビジネス、そして人生に役立つ情報を満載でお届けします。毎号、ご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。

私は自分で商売をしながら経営戦略や戦術を学ぶにつれて、こんなことを思うようになりました。

「日常生活で何気なく見ているモノやコトの中にこそ、よく考えられた集客ノウハウや広告宣伝、販促、マーケティングのテクニックがぎっしり詰まっている」

スーパーに置かれている買い物かごの位置にはちゃんと理由があります。街の繁盛店の店頭ワゴンに並ぶ商品にはオーナーの意思と意図が現れています。店舗のレイアウトはその企業の膨大な調査と経験の集大成です。POP、値決め、色使いはその企業やお店の試行錯誤とテストマーケティングの結果です。毎日、目にするチラシ、DM、雑誌、TV、新聞、書籍、ホームページには読み手の興味と関心を引く効果的なコピー作成ノウハウが凝縮されています。

そんな日常生活の中で私が見つけた商売に役立つヒントやアイデア、ノウハウを毎月紹介します。是非、あなたのご商売や会社経営に応用するにはどうしたら良いのかを考えながらお読み下さい。

6秒で決まる第一印象

先日、信越地区の山間にある商工団体様から講演のご依頼を頂きました。

3つの商工団体様合同開催の講演会でしたが、開演前に各地区の会長3名様がご挨拶にいらしてくださいました。

「こんにちは、〇〇商工会の※※です(ニコニコ(^.^))」

「今日はありがとうございます。△△商工会の※※です(ニコニコ(^o^))」

「遠いところをお越し頂きありがとうございます。◎◎商工会の※※です(ニコニコ(^○^))」

その瞬間に私が感じたのは次のこと。

「皆さん、ニコニコにこやかな方ばかりだ!ここは良い街だなあ…」

その後、講演が無事お開きとなり、ご参加の皆さんと一緒に懇親会を過ごし、新潟に帰る頃には私はその街がすっかり好きになっていました。そして、実は私のその土地に対する好印象は最初に出会った3名の会長様に会った瞬間に決まったのかもしれません。

第一印象について次のような言葉があります。

「第一印象は6秒で決まり、その印象は一生続く」

6秒で決まって、一生続くとは大げさに聞こえるかもしれません。もちろん、学生の頃、第一印象が悪かったクラスメイトと付き合ううちに親友になった、という経験があなたにもあるでしょう。でも、それは二回目、三回目と相手と会う機会があり、その後も一緒にいる時間が長いという条件があったためです。

ビジネスの現場では第一印象が悪いと二回目、三回目と会える確率がぐっと下がるので、第一印象の一回目がとても大切なのです。そして、その第一印象は時間とともに増幅されることが分かっています。これを心理学で「初頭効果」と言います。

営業の神様と呼ばれるあるカリスマセールスマンの講演会で話を聞いたのですが、その方はお客様に会う直前に鞄から手鏡を出して「ニコっ!」と笑顔を作ってから営業訪問をするそうです。第一印象の重要性をよく理解されているからですね。

笑顔ひとつで第一印象はぐ~んと!と良いものになります。 続きを表示…

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今すぐできる選りすぐりのアイデア 第45回

2014/12/01 :酒井とし夫の街でみつけた商売繁盛のヒント

ビジネス心理学講師/米国NLP心理学協会認定ビジネスマスター/米国NLP心理学協会認定コーチ/ランチェスター経営認定講師 酒井とし夫 氏

こんにちは、酒井とし夫です。私は自分で商売をしながら経営戦略や戦術を学ぶにつれて、こんなことを思うようになりました。

「日常生活で何気なく見ているモノやコトの中にこそ、よく考えられた集客ノウハウや広告宣伝、販促、マーケティングのテクニックがぎっしり詰まっている」

スーパーに置かれている買い物かごの位置にはちゃんと理由があります。街の繁盛店の店頭ワゴンに並ぶ商品にはオーナーの意思と意図が現れています。店舗のレイアウトはその企業の膨大な調査と経験の集大成です。POP、値決め、色使いはその企業やお店の試行錯誤とテストマーケティングの結果です。毎日、目にするチラシ、DM、雑誌、TV、新聞、書籍、ホームページには読み手の興味と関心を引く効果的なコピー作成ノウハウが凝縮されています。

そんな日常生活の中で私が見つけた商売に役立つヒントやアイデア、ノウハウを毎月紹介します。是非、あなたのご商売や会社経営に応用するにはどうしたら良いのかを考えながらお読み下さい。

コミュニケーション上手な兄ちゃん

近所のセルフ式ガソリンスタンドに勤めている兄ちゃんはいつも愛想が良い。

「こんにちは~!」

「いいお天気ですね」

「僕、この車好きなんですよ。センスいいですね!」

人懐っこい笑顔でこう言いながらスルスル~っと給油をしている私に近づいてきます。

そして、兄ちゃんは

「こんにちは!コレ入れましょうか?」

と言いながら、大きなタンクを掲げました。中にはウォッシャー液がたっぷりと入っています。どうやらサービスでウォッシャー液を入れてくれるようです。

「ちょうどよかった。ありがとう!!」

と私は応えました。兄ちゃんはボンネットを開けて、ウォッシャー液をなみなみと注いでくれました。

そして、兄ちゃんはこう言いました。

「ボンネットを開けたついでにオイルを見ましょうか?」

ちょうど先週の車検でオイル交換をしたばかりだったので私は

「いや、いいよ。先週、換えたばかりだから」

と返事をしました。すると、兄ちゃんは

「そうですか!じゃあウォッシャー入れときましたから」

と言いながらボンネットを丁寧に閉めて、隣のお客様に「こんにちは!」と挨拶しました。ここで私は思ったのです。

「兄ちゃん偉いなあ・・・」

この兄ちゃんは上司に教えられたのか、あるいはオリジナルなのか分かりませんが、心理学の返報性の原理や理由の有無、フット・イン・ザ・ドアを上手に活用してお客様とコミュニケーションをしていますね。

兄ちゃんの使っているコミュニケーションスキルを少し解説してみましょう。 続きを表示…

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