5月2021

グラフで見る県内経済2021年5月(三月の新潟県経済)

2021/05/06 :グラフで見る県内経済

概況: 持ち直しの動きがみられる

生産活動は持ち直している。個人消費は持ち直しつつあるものの、一部に弱さがみられ、雇用状況は下げ止まっている。一方、設備投資と公共投資は減少している。

生産活動:持ち直している

1月の鉱工業生産指数(季節調整値)は、前月比1.2%上昇して92.1となった。出荷指数は同1.1%上昇して97.4となった。在庫指数は同2.3%低下して93.3となった。

金属製品は作業工具で巣ごもり需要からホームセンター向けなどが好調となっており、堅調に推移している。

汎用・生産用・業務用機械は中国向けに加え米国向けの受注が戻ってきており、持ち直しがみられる。

食料品は新型ウイルス感染症の拡大時に比べると、巣ごもり需要が落ち着いてきている商品などもあり、横ばいで推移している。

一方、輸送機械は海外向けの需要が戻ってきているものの、半導体不足の影響などから一部に生産調整の動きもみられる。

11-1月期の3カ月平均値でみた在庫循環図(注)では、「意図せざる在庫減局面」にある。

(注)在庫循環図:出荷と在庫の伸び率を比較することによって景気循環を判断する図。在庫循環図では景気循環に応じて、①意図せざる在庫減局面→②在庫積み増し局面→③在庫積み上がり局面→④在庫調整局面、という動きとなり、理論上は反時計回りで変化する

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令和3年度 税制改正案のポイント

2021/05/06 :情報かわら版

パートナーズプロジェクト税理士法人    税理士 鈴木 大滋 氏  税理士 鹿住 拓郎 氏

「かわら版」では、各分野の専門家が税務や法務に関する最新情報を分かりやすく説明いたします。

今回は、令和3年度「税制改正案」についてです。

キーワードは、「企業の再編を後押しする経済支援の集約化」、「ウィズコロナ・ポストコロナの社会づくり」、「デジタル社会の実現」です。

1 個人課税(所得税)

(1)住宅ローン控除の延長・拡充(R4年12月末までの居住)

控除期間を13年間(原則10年間)とする特例を延長します。また、所得が1,000万円以下の方が本制度を適用する場合の床面積要件を40㎡以上(原則:50㎡以上)とします。

❖契約時期についても要件があります。

❖R4改正で控除額や控除率の見直しを予定。

(2)退職所得課税の適正化(R4年分以降の所得税)

勤続5年以下の従業員の退職金について、その額が一定額以上の場合は、課税対象額を2分の1とする優遇措置が制限されます。住民税も同様です。

❖ 勤続5年の方の場合、退職金が500万円を超えると増税となります。

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ミャンマーの今

2021/05/06 :アジアリポート

株式会社  フォーバル        海外ディビジョン    村上  知     氏

当社はASEAN4ヵ国(ベトナム・カンボジア・ミャンマー・インドネシア)に現地拠点を置き、300名以上の現地スタッフが現地の「今」の情報をもとにした調査、海外展開支援のコンサルティングサービスを提供しております。今月から、ASEAN各国の生の情報を掲載していきますので、皆様に少しでもご参考となる情報提供ができれば幸いです。初回は昨今のクーデターが国際問題に発展しているミャンマーについてリポートいたします。

ミャンマーへの進出日系企業の推移

ミャンマーは、1962年の軍事クーデター以降軍事政権が続き、長年にわたり鎖国的な経済体制が続いてきました。2010年に約50年ぶりとなる民政移管を果たし、経済開放を進めたことにより、ミャンマー経済は再び国際社会に復帰しました。その結果、外資企業の進出が急速に進み、2011年からこの10年間でミャンマーに進出した日系企業数も約8倍に増加しています(図表1)。

また、進出している業種として、建設業、流通・サービス関連業、製造業の順に多く、ASEAN地域にみられる輸出加工型の進出形態だけでなく、内需をターゲットとした進出が多く見られる事が特徴です。

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新潟県の景気の現状と先行き見通し

2021/05/06 :自主調査

持ち直しの動きがみられる新潟県経済  ~新型ウイルス感染症(COVID-19)の影響には注意する必要~

1景気の現状と先行き

現状

◎持ち直しの動きがみられる県内経済

県内主要経済指標等から景気の現状を概観すると、生産活動は持ち直している。個人消費は持ち直しつつあるものの、一部に弱さがみられ、雇用状況は下げ止まっている。一方、設備投資と公共投資は減少している。総じてみると、県内経済は持ち直しの動きがみられる。

先行き

◎持ち直しの動きが続く

新潟県が公表している景気動向指数(先行指数、3カ月移動平均)をみると、新型ウイルスの感染拡大に伴い緊急事態宣言が発出された2020年春頃を底に緩やかに上昇しており、県内経済は今後も持ち直しの動きが続くとみられる(図表1)。

生産活動は海外向けの需要を中心に緩やかに持ち直していくことが予想される。個人消費は依然として巣ごもり需要などからスーパーを中心に堅調に推移する一方、全国で停止されている「Go To トラベル」事業の再開目途がたっていないほか、足元で感染が拡大していることなどもあり、旅行や外食などのサービス消費は厳しい状況が続く見込みである。

なお、首都圏1都3県で再発出されていた緊急事態宣言が21年3月21日に解除されたものの、その後、感染の拡大が鮮明になってきていることなどから、県内経済が先行き、下振れする可能性に注意する必要がある。

 

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こんな私にSAKEがした!?

2021/05/06 :お酒の楽しみAtoZ

にいがた美醸     主宰    村山 和恵 氏

はじめまして !

こんにちは。日本酒を楽しむ女性コミュニティ「にいがた美醸(びじょう)」を主宰する村山和恵と申します。今回から大好きな日本酒およびそれらにまつわるアレコレを書き綴ってまいりますので、よろしくお願いします。今回は初回ですので、自己紹介と活動内容の紹介をいたします。

まずは前半自己紹介からです。私は新潟出身の父と秋田出身の母との間に生まれ、当時父が働いていた秋田市で誕生し、幼少期を過ごしました。その後、父の実家である新潟市秋葉区(当時は新津市)で育ち、そこから現在に至るまで新潟市で過ごしています。秋田は親戚や幼馴染、知人もいることから、年に3~4回は足を運んでいましたが、コロナ禍ですっかりご無沙汰してしまいました。

新潟と秋田といえば、成人一人当たりの清酒消費量が全国1位と2位であり、いずれも美酒に恵まれた県です。秋田の家はすぐ近所に酒蔵があり、蔵の佇まいや軒先に杉玉がかかっている光景を日常的に見ていましたし、新潟に移り住んでからは、祖父が毎晩1合のお燗酒を晩酌時に楽しんでおり、赤い顔でご機嫌な祖父の様子や燗酒の匂いに子供のころから接していました。

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人とは違うキャリアを積んできた「変な人」から見える世界

2021/05/06 :これからの働き方と「しごとのみらい」

特定非営利活動法人しごとのみらい     サイボウズ株式会社         竹内 義晴 氏

はじめまして。竹内義晴です

こんにちは。しごとのみらいの竹内義晴と申します。今回から『これからの働き方と「しごとのみらい」』というコラムを連載させていただくことになりました。

タイトルにあるように、私は周囲の人たちから「これからの働き方をしていますね」と言われることがあります。ここでいう「これからの働き方」とは、いわゆる「テレワーク」や「2拠点ワーク」「兼業・副業」「複数の組織に所属している」など、まだ多くの人が体験していない働き方です。

私は現在、新潟県妙高市でしごとのみらいというNPO法人を経営しながら、東京にあるサイボウズというIT企業でも働いています。また、妙高市グリーン・ツーリズム推進協議会では、妙高市のワーケーション事業の立ち上げに関わっています。

私にとってこの働き方は「目指してきた」というよりは、「結果的にそうなった」形です。一方で、もし、私が実践しているような働き方をする人が地方、都市部に関らず増えたら、人口減少や人材不足をはじめ「地域や企業が抱えるさまざまな課題を解決できるのではないか」、やりがいや生きがいといった「働く人々が抱える“仕事に対するモヤモヤ感”を整理できるのではないか」など思うことが多々あり、こういった働き方を、無理に「広げよう」とは全く思いませんが、もし、こういった働き方を望む人や企業がいらっしゃるのであれば、一緒に手を組んで、何か形にできるといいなと思っています。

さて、今回の記事は、この連載初めての原稿です。私のことをよくご存知ない方もいらっしゃると思います。そこで、まずは私のことを知っていただきたいと思い、これまでの経歴についてお話しさせてください。

私は、新潟県妙高市に生まれ育ちました。父が自動車整備士だったこともあって、幼い頃から機械や自動車に興味があり、中学を卒業して、当時、横浜市にあった日産自動車の社内高校である日産高等工業学校に進学しました。その後、短大の日産テクニカルカレッジを経て、神奈川県厚木市にある日産テクニカルセンター(日産自動車の開発部門)で、アンチロックブレーキシステム(ABS)をはじめとした、自動車の電子制御部品の開発実験に携わってきました。

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小蒸気船「新潟丸」という船

2021/05/06 :越佐歴史漫筆

新潟市歴史博物館(みなとぴあ)  館長     伊東 祐之 氏

ごあいさつ

越後や佐渡の近世・近代の歴史について、書かせていただく機会を頂戴した。拙い文章だが、楽しんでいただきたいと思う。

私は、ずっと新潟県や新潟市の歴史の本を編んだり、展覧会を催したりする仕事に携わってきた。今も新潟市歴史博物館みなとぴあに籍がある。私たちは、みなさんにみなとぴあの館内で楽しく歴史を知っていただきたいと思っているのだが、残念ながら世間では「みなとぴあといえばロケーション」という評価の方が高いらしい。それでも「みなとぴあができて新潟の港を感じる場所ができた」と言われれば、自分が場所を決めたわけでもないのにうれしい。

みなとぴあの風景のなかでも是非眺めてほしいのが、私たちが「大回頭」と呼んでいる風景である。船は左舷を埠頭に着けて左側から乗り降りするものらしいので、佐渡から着いたフェリーは万代島では川の上流に向かって着岸する。そのため佐渡へ向かう時には、みなとぴあ前で巨大な船体を180度回転させて出航する。なかなかに勇壮なシーンである。まだ見たことのない方は、佐渡汽船の出航時刻に合わせてご来館を。

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マーケットレポート

2021/05/06 :寄稿

第一生命経済研究所      常務取締役・首席エコノミスト      嶌峰 義清 氏

2021年度上期のマーケット 金利・為替・株価 経済正常化とともに訪れる政策正常化が市場を 揺さぶる

2020年度下期の市場振り返り

2020年度下期のマーケットは、新型コロナウイルスに対するワクチンの開発成功と接種開始を受けて、世界的に株高傾向が一段と強まった。昨年11月に行われた米大統領選挙で民主党のバイデン候補が勝利し、その後議会上下院での民主党の勝利が決まったことで、超大型の追加景気対策が現実味を帯びたことも、米国経済の加速期待に繋がり、市場の楽観的な見方を後押しした。NYダウやS&P500など米国の主要株価指数は過去最高値を更新し、上昇傾向が続いた。日経平均株価は1990年8月以来となる3万円台を回復し、続いてTOPIXが1991年5月以来となる2000ポイント台を回復したのも、日本国内に独自の好材料があったというよりは、世界的な新型コロナウイルス感染症収束、世界経済の本格回復期待が演出した側面が大きいと判断される。

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