6月2021

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グラフで見る県内経済2021年6月(四月の新潟県経済)

2021/06/01 :グラフで見る県内経済

概況:持ち直しの動きがみられる

生産活動は持ち直している。個人消費は持ち直しつつあるものの、一部に弱さがみられ、雇用状況は下げ止まっている。一方、設備投資と公共投資は減少している。

生産活動:持ち直している

2月の鉱工業生産指数(季節調整値)は、前月比3.2%上昇して94.6となった。出荷指数は同0.4%低下して96.7となった。在庫指数は同0.1%低下して93.2となった。

金属製品は作業工具で巣ごもり需要からホームセンター向けなどが好調となっており、堅調に推移している。

汎用・生産用・業務用機械は海外からの受注が回復しており、持ち直しつつある。

食料品はスーパーなどの量販店向けは高水準を維持している一方、業務用や観光用の商品は落ち込んでおり、横ばいで推移している。

一方、輸送機械は海外向けの生産は増加傾向にあるものの、半導体不足の影響などから一部に生産調整の動きもみられる。

12-2月期の3カ月平均値でみた在庫循環図(注)では、「意図せざる在庫減局面」にある。

(注)在庫循環図:出荷と在庫の伸び率を比較することによって景気循環を判断する図。在庫循環図では景気循環に応じて、①意図せざる在庫減局面→②在庫積み増し局面→③在庫積み上がり局面→④在庫調整局面、という動きとなり、理論上は反時計回りで変化する

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70歳までの就業機会確保措置

2021/06/01 :情報かわら版

弁護士法人 一新総合法律事務所  理事 弁護士 角家 理佳 氏

高年齢者雇用安定法が改正され、70歳までの就業機会確保の措置を講じることが努力義務となります。

施行日は、2021年4月1日です。

1 事業主に求められる措置

今般の改正では、現行の65歳までの雇用確保措置(A.65歳までの定年引上げ、B.定年制の廃止、C.65歳までの継続雇用制度の導入)に加えて、以下のいずれかの措置を講ずる努力義務が新設されました。

図表1③の場合、65歳までの雇用確保措置とは異なり、特殊関係事業主(*1)、他の事業主による雇用も認められます。

また、③④⑤については、対象者を限定する基準を設けることが可能です。ただし、男性(女性)に限る、組合活動に従事していない者に限るなど、法の趣旨に反して恣意的な排除を意図するものや、関係法令に反するものは許されません。

また、高年齢者が定年前とは異なる業務に就く場合には、新しく従事する業務に関して研修、教育、訓練等を行うことが望ましいとされています。特に、雇用による措置を講じる場合には、安全または衛生のための教育は必ず行わなければなりません。

この努力義務は、すべての企業に一律に適用されますので、当分の間65歳に達する労働者がいない企業においても、上記措置を講じる努力が求められます。

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新型コロナウイルス禍でも成長を続けるベトナム

2021/06/01 :アジアリポート

株式会社  フォーバル        海外ディビジョン    村上  知     氏

当社はASEAN4ヵ国(ベトナム・カンボジア・ミャンマー・インドネシア)に現地拠点を置き、300名以上の現地スタッフが現地の「今」の情報をもとにした調査、海外事業展開支援のコンサルティングサービスを提供しております。今月は新型コロナウイルス禍においてもGDP成長率をプラスに維持する『ベトナム』についてレポートいたします。

ASEANで圧倒的な強さを誇るベトナム

ベトナムは現地日本商工会議所会員企業数で2018年にタイを抜きASEANトップの会員企業数となり、在留邦人数も今では2万人を超えています。

平均年齢が約30歳で安価で豊富な労働力が魅力的なベトナムですが、注目される要因として「中国に依存していたサプライチェーンの多元化」があります。しかも、これは一過性のものではなく、約10年前にクローズアップされたTPP・米中貿易摩擦・直近の新型コロナウイルス等様々な機会を得て注目されてきました。最近は、新型コロナウイルスの感染防止策の成功による「2020年度GDPのプラス成長」「国内インフラ整備」により、「製造拠点としてのベトナム」だけでなく「内需ターゲットのベトナム」の両面で注目されており、アフターコロナにおいてはASEANエリアで“ベトナム1強”となる事が予想されております。

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新入社員の意識調査

2021/06/01 :自主調査

~コロナ禍で就職活動・入社を迎えた2021年度新入社員の職業観~

このたび、県内企業に入社した社員を対象に職業観等のアンケート調査を実施しました。本調査では、コロナ禍における就職活動での苦労や、志望する業種・職種および地域に対する変化などから、新型ウイルス感染症が新入社員の就労意識に少なからず影響を与えている実態が浮き彫りとなりました。

Q1.新潟県内に就職した理由は何ですか?

●新潟県内に就職した理由を尋ねたところ、全体では、「自宅から通勤できる」(45.9%)が最も高く、「希望する会社があった」(21.0%)の2倍以上となった。「新潟に愛着がある」(16.6%)は1割台にとどまった。

●男女別では、「自宅から通勤できる」は女性(48.9%)が男性(43.9%)を5.0㌽上回った。一方、「希望する会社があった」は男性(22.5%)が女性(18.8%)を3.7㌽上回った。

Q2.現在の会社(職場)を選んだのはどのような理由からですか?

●現在の会社(職場)を選んだ理由を尋ねたところ、全体では、「仕事の内容に興味が持てた」(45.4%)が最も高く、「自分の能力や技術が活かせる」(14.5%)、「労働条件が良い」(12.0%)が続いた。

●男女別では、「仕事の内容に興味が持てた」は女性(49.8%)が男性(42.8%)を7.0㌽上回った。一方、「自分の能力や技術が活かせる」は男性(17.1%)が女性(10.3%)を6.8㌽上回った。

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わたしたちと日本酒

2021/06/01 :お酒の楽しみAtoZ

にいがた美醸     主宰    村山 和恵 氏

日本酒のルーツはいつ?

日本最古の酒蔵の歴史は880年。新潟県内で最も歴史を長く刻む酒蔵は約470年と、各地を眺めると100年以上の歴史を持つ酒蔵はありふれています。あらためて考えてみると、途轍もないことですし、年月とともに文化的な重みがあると思うのです。ということで、長い歴史を持つ酒造りについて、そのルーツにまつわることに触れてみたいと思います。

それでは、日本酒自体のルーツはいつ頃までさかのぼるのでしょうか?諸説ある中では、日本に水稲農耕が渡来定着した弥生時代ではないかといわれています。ご存じのとおり日本酒は米が原料ですが、米のでんぷんを麹の酵素が分解してブドウ糖にし、それを酵母が食べて炭酸ガスと日本酒が生成されるというプロセスを踏んでいます。麹による酒造りが始まったのが奈良・平安時代からといわれていますが、それ以前は「口噛み」といって咀嚼(そしゃく)して穀物のでんぷんを唾液の酵素で糖化させ、それらを坪のようなものに溜めておくと空気中の酵母が坪に入ってアルコール発酵が起きるといった原始的な造り方でした。そのような造り方ですので、当然現在のように多く生産することはできず、大変貴重かつ特別なものでした。

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新潟と都市部を「副業・兼業」でつなぐ仕組みづくり

2021/06/01 :これからの働き方と「しごとのみらい」

特定非営利活動法人しごとのみらい     サイボウズ株式会社         竹内 義晴 氏

チャレンジをしたいけれど、手が回らない……

みなさんの会社では「業務をもっと効率化したい」「ホームページなどで集客する仕組みをつくりたい」など、何かしらの「理想」をお持ちではないでしょうか。近くに「ITが得意な人」や「会社のPRが得意な人」などがいたらいいなと思ったことはありませんか。

そのような人材を採用すればいいのかもしれません。でも、人件費負担がどのぐらいなのか分かりませんし、そもそも、そういった人材が地域にいないという課題もあるかもしれません。その結果、「新たなチャレンジをしたいけれど、なかなか手が回らない……」というのが、実際のところではないでしょうか。

実は2021年4月より、私の地元、妙高市で「地域の企業と、都市部で働くさまざまな知識や経験がある人たちを、副業・兼業の形でマッチングする」という取り組みをはじめました。冒頭に挙げたような、地域企業の「困りごと」を解決するとともに、仕事を通じて、地域を行き来する人(いわゆる、関係人口)を増やすことが目的です。

なぜ「副業・兼業なのか」――それには、「都市部のニーズ」と「地域企業のメリット」があります。

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